都市伝説・陰謀論の正体

現代は様々な都市伝説・陰謀論で溢れています。


世界を牛耳りあらゆる犯罪を行っている“秘密の組織”として皆さんがよく耳にするのが、

「フリーメーソン」だったり

「イルミナティ」だったり

「ディープステート(DS)」だったりするのではないでしょうか?


「世界はユダヤ金融資本に牛耳られている」。

そう心から信じ、ユダヤ民族の国イスラエルを親の仇よりも憎悪している人はとても多いですね。


エ×スタインなどの児童売買ビジネスをイスラエルがやっているのだと思っていたり。

そんな「悪のイスラエル軍と戦っているのが“善良な正義の国”イラン革命軍なのだ!」と真剣な表情で語る人は、友人知人のなかに一人はいると思います……。


信じる前にちょっと待って、よく考えてみてください。

世界を牛耳る組織が少しネット検索しただけで検索上位に表示されるのはおかしいと思いませんか? 

あなたのような一般人に世界の秘密が大声で叫ばれると思いますか?



プロパガンダの時代、美名に隠れる者こそが犯人

現代はプロパガンダの時代です。

言論が兵器となるとも言われている。

世界の権力を握っている者たちなら真っ先に言論の場を占拠するはずです。


本当にユダヤ人が世界を牛耳っているなら、SNSもネットメディアも週刊誌もテレビ局も占拠して言論統制しているはずでしょう。

その場合、「ユダヤ」の名は隠されてほとんど浮上しないはずです。

とうてい一般人である我々の耳に届くはずがありません。

それどころか「ユダヤ民族は正義の英雄」と、今とは正反対の話が喧伝されているはずですね。イスラエルは善良な国家としてプロパガンダされ、イランは悪者になっているはずです。


――そうなっていないということは、「ユダヤ金融資本」が世界を牛耳っていない証明になるかと思います。笑


反対に目立たない者、決して大声で名が叫ばれない者、今まさに「善良」「正義」と称賛されている者たちが世界を牛耳る支配者だということになります。

サイト冒頭に書いた通り現代は善悪が反転されている時代。

その目立たない者たちこそが悪の枢軸としてあらゆる犯罪を行っていると分析できるのではないでしょうか?


ヒントとなる画像:

(Xより画像引用)


これは陰謀論者がSNSで拡散している画像なのですが、この中に重要な集団の名が出て来ないことにお気付きではないでしょうか。

史実ではわりと存在感があり、今も世界のメディアや学術界を牛耳り、政界やCIA・FBIにも浸透している巨大勢力が。



もうお分かりでしょう。

現代で声高に叫ばれている「ユダヤ陰謀論」などの都市伝説は全て真犯人を隠すための煙幕として流されているファンタジーです。

(中華思想陰謀論、浙江財閥陰謀論なども全てこの類)


これこそ現代における陰謀論の正体です。



念のため回答

最後まで犯人の答えが分からなかった方のために回答を書いておきます。


前記事で私はこう述べました。

後に一神教のプログラムを構造のみ抽出して受け継ぎ、全体主義ツールとして特化させたのがマルクス共産主義です。


これがもう答えとなっていたのですが、現代世界で最大最凶のカルト集団は「マルクス共産主義」と言えます。


この推測が事実であることを裏付けるように現代で拡散されている陰謀論に「マルクス主義」「共産主義」という名は全く出て来ません。

SNSでも徹底的な言論統制によって彼らを名指しするアカウントがバン(抹消)されています。

注意深く情報を見ることのできる人なら、どのような発言をしたアカウントがバンされているか分析することによって犯人を察したはずです。


彼らマルクス主義勢力はソヴィエト崩壊以降に不利を感じ、これまで必死で自分たちの名を隠そうとしてきました。

隠れ蓑として大いに使われたのがユダヤなどの民族陰謀論だったのです。

しかし2020年以降は、自分たち左翼勢力による世界支配が完了したと思い込み調子に乗って、少しずつ「我はマルクス主義者なり」と名乗りを上げる者たちも増えてきました。このため気付いた人も多かったのではないかと思います。


アメリカのトランプ大統領も戦っているのはユダヤ・イスラエル勢力などではなく、今まさに世界を席巻して破壊しつつあるマルクス主義勢力です。


このことが未だに理解できない「DS陰謀論者」たちはトランプ大統領がイスラエルの味方をしたので“裏切った”などと騒いでいますね。

始めから敵はそちらではない。イランと左翼勢力のほうです。

トップページで書いた通り、現代世界は反転されているのです。